ようこそ、セイコープロセスのブログへ!
弊社は大阪府池田市にあり、隣接する豊中市・伊丹市等を含むこの地域の中小企業の販売促進、広告活動をサポートしています。
今回は社内マーケティングセミナーに関してのお話です。
社内マーケティングセミナー

今、弊社では数人の社員が社内マーケティングセミナーに参加しています。
「マーケティングって難しそう」「ウチには関係ないよ」と思っている社長さんもおられると思います。
ですが、マーケティングは単なる売り込みのテクニックではありません。
売れるもの、コトを考えるのもマーケティングの目的ですが、これまでにつくってきた製品やサービスをより活かし、より輝かせるために社員のみなさんと共に学んでみるのも新たな発見があることと思います。
今回、弊社の社員たちがセミナーに参加している理由は、「お客様の強みを引き出すためには、自分たち自身ももう一度、マーケティングを学び直し、基本に立ち返る必要がある」と考えたからです。
私たちは日々、印刷物やWebサイトなどさまざまな販促物を通じて企業のプロモーションをお手伝いしていますが、お客様に寄り添った、本当に効果的な提案をするためには、常に基本の知識や考え方を忘れないようにしつつ、最新の情報にアップデートしておくことも不可欠であると考えています。
●では、マーケティングって何から始めると思います??

「まず自分を知ること」なんですね。
これってシンプルでありながら、自社の強みや弱みなどに気づけない会社や社長さん、多いかと思います。
セミナーでは、私たちも改めて自分たちの「今」、現状を知るところから始めました。
さて、現状を知るためには「PEST分析」や「3C分析」を行います。
難しく考える必要はありませんが、様々な方向に想いを巡らす必要はあります。
3C分析は、要するに「自分(自社)を知り」「市場(顧客)を知り」「相手(競合)を知る」ことが大事、という話です。
これをわかりやすく表す言葉が、あの有名な孫子の兵法の名言「敵を知り己を知れば百戦してあやうからず」。
つまり、自分の強み弱みを知り、相手の特徴を知っていれば、どんな戦いでも危なげなく勝てるという意味です。
商売もこれと同じで、やみくもに動くより、まず「自分が何者か」「顧客のニーズ」「競合の不得意な部分」を見極めることが勝つための第一歩だと実感しました。

さらに、戦国武将はどこで戦うかを慎重に選びました。
地形や季節、敵の動きを読むことが勝敗を分けます。これも「市場環境を知る」PEST分析にあたります。
また、無謀に突撃するより、相手の動きやこちらの状況を把握して“勝ち筋”を描くことが大事です。
これは3C分析の考え方と同じで、「自分・相手・環境」を知ってこそ、初めて戦略が立つというもの。
戦いに挑む前、勝てるシナリオを描くことが大事、ということですね。
しかし、実際に分析しようとすると「うちは特に誇れる特徴がない…」「大事なことはわかるけど、分析している時間がない」「やっぱりめんどくさい」と、なかなかできないものなのです。
だからこそ外部の視点やプロの目線が必要で、特徴を掘り下げて整理してもらうと、自分たちでは気づけない「武器」が見つかり、それを活かせるポイントや活路も見えてきます。
「この際、もう、プロに頼ろう!丸投げしたい!」と思った時は、ぜひセイコープロセスへご相談下さい。