チラシ

チラシ

2024年6月10日

チラシは紙媒体でおこなう広告宣伝の基本形です。

  • 新聞折込み/フリーペーパー折込み/ポスティングを利用することで、特定地域の人にアピールする。
  • DMで知らせたい人に直接アピールする。
  • 店頭などに置いて不特定多数の人にアピールする。

などの形式が一般的です。

博物展のチラシサンプル
金融機関のチラシサンプル
葬儀社のチラシサンプル
イベントのチラシサンプル
コンサートのチラシサンプル
有料老人ホームのB4チラシサンプル

〈 チラシの一般的な仕様 〉

FLYERのイラスト

サイズ→店頭やDMではA4サイズが一般的です。
新聞折込みはB4サイズが基本。
大きな紙面が必要な場合はB3やB2も可能です。

用紙→コート紙、マット紙、上質紙。(色上質紙は種類も少なく高価です)
厚さ→73/70kg、90kg。
色 →カラー、スミ(黒)または特色1色

用紙サイズについて

各用紙サイズの一覧
パンフレットラックの画像
A4のパンフレットラック

最も多く使われるのはA4サイズです。店頭やロビーなどに置かれているパンフレットラックもA4サイズのものが多く、あとはA4を三つ折りにした210×100サイズに対応したものが多くなります。

また、新聞に折り込むことを前提とした場合はB4サイズが基本になります。(輪転印刷機で印刷する場合はB4サイズの図柄部分に周囲1cmほどの余白部分が加わる場合もあります。)

サイズを決める際は、掲載内容のボリュームと併せて、配布する方法や置き場所も考慮しておくことが大切です。

チラシの用紙の種類

代表的な分類としては3種類の用紙が主に利用されています。

種類質感発色特徴
コート紙つるつる○白色度が高く、色の再現性が高い
○高級感がある、ピカピカで少し冷たい印象
○あらゆるカラーの印刷物に向いている
△薄い用紙だと裏側が透ける場合がある
△ボールペンなどで書き込みにくい
マットコート紙しっとり○しっとりと落ち着いた質感
○発色はコート紙より少し沈むが悪くはない
○しっとりとした風合いでやや暖かみのある印象
△コート紙より価格が少し高い
上質紙さらり○非塗工紙だがコピー用紙より高級感はある
×インキを吸うので発色は沈む、写真表現など不向き
○塗工紙よりは安価
○書き込みが必要なチラシには向いている

チラシの用紙の厚さ

四六判の用紙1,000枚の重さが基準になっていて、チラシでは73kg、90kg、110kgがよく利用されます。厚くなる程価格は高くなります。

厚さについてはなかなか文字ではお伝えしにくいので、弊社窓口にてお問い合わせください。

チラシのデザインについて

よく言われる5W1H(いつ・どこで・だれが・何を・なぜ・どのように)を意識することが大切です。

そしてさらに「誰に」向けて発信したいのかも大切になってきます。
広く知らせたい場合でも、できるだけターゲットを絞って、代表的な「このような人」に伝えたい、と焦点を絞って掲載内容を考えましょう。

制作チームが会話する様子のイラスト

掲載したい内容がリストアップできたら、何を一番知らせたいか、の順番を決めてください。
その上で、イメージしているものに近い資料や色柄、雰囲気などお伝えいただければ、弊社デザイナーが効果的なデザインに仕上げさせていただきます。

せっかくチラシを作るのだから、とあれもこれもと掲載内容を盛り込み過ぎると、伝えたいことを伝えるためのスペースが無くなってしまい、結局何をしたいのかわからないチラシになってしまいがちですので注意しましょう。

制作スケジュールについて

チラシの作成には多くの時間が必要です。掲載内容をご検討いただく時間を別にしても、弊社とのお打ち合わせからデザインカンプ作成、校正作業、修正作業、印刷に向けたデータ確認、印刷、加工製本、納品のための移動時間など、全体で数週間必要になることが普通です。

印刷事故を予防する意味でも、チラシを配布する必要日から逆算して、余裕のある日程を組むように心掛けましょう。